ペンキのスプレー缶などを処分するには、こんな方法がオススメ!
2018.6.19

ペンキなどのスプレー缶などを処分する時、中身が残っている場合にはどんな方法で捨てれば良いのか、悩むことはありませんか?
そんな時に中身は、そのまま?どこに捨てればいい?と困ることがあります。
今回はそんなお悩みについての、お役立ち情報を調べまとめてみました。
中身が入ったまま捨ててしまうと、とても危険なこともあるので、ご紹介します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
スポンサーリンク
この記事の目次
ペンキのスプレー缶などを処分するにはどのように行うのが良い?
スプレー缶は中身を使い切ってから捨てなければなりません。
まだ残っているけれど使用しないものの場合は、中身を不要な布や新聞紙などに染み込ませてから処分するといいでしょう。
【準備する物】
- 大きめのビニール袋(ゴミ袋やレジ袋など)
- ボロ布や新聞紙、なければトイレットペーパーなど
- マスク
- 手袋
【処分の仕方】
- ビニール袋の中にボロ布などど入れます。マスク・手袋をつけておきましょう。新聞紙の場合は、クシャクシャにまるめるか、細かくちぎって袋に入れましょう。トイレットペーパーは、ロールから引き出してほぐれた状態にします。
- ゴミ袋の中で布や紙にスプレー缶を吹き付けて中身を吸わせます。使い切ってガスが出なくなるまで続けます。このとき、必ず火の気のない場所で行いましょう。また、風通しがよい戸外で行うようにし、締め切った狭い空間では行わないでください。
- 中身を噴射したものは燃えるゴミに、スプレー缶は各自治体のゴミ出しルールに従って出しましょう。
ペンキのスプレー缶の中身が残っている時の処分の仕方や捨て方について
紙や布を詰めた袋のなかでスプレー缶の中身をきちんと出し切ります。
このときガスが残ると危険なので、必ず「シュー」という音がしなくなるまで出し切りましょう。
中身の残量が多くスプレーを噴射する時間が長いと、缶が冷たくなることがあります。
軍手をつけたり、少し時間が経ってから続けるなどしましょう。
噴射したビニール袋の中にはガスも溜まっていますので、しばらくは袋の口は開けたままにして、ガスが抜けたらしっかりと口を縛ります。
スプレー缶を捨てる場合に重要なことは、
- 中身は使い切ってから捨てる
- 缶に穴を開けるか開けないかは、自治体のゴミ出しルールで異なります。ゴミ出しの日とあわせて、捨て方も確認することが大切です。
中身を出し切った缶にも、ごく少量のガスが残留することがあるので、ゴミ出しまでの間も狭い締め切った場所に保管することは避けましょう。
ペンキやスプレー缶の中身が残っているものをそのまま処分すると危険って本当?
通常のスプレーはガスが入っており、このガスの力を利用して中身を外に押し出すので広範囲に霧状でスプレーすることができるのです。
ヘアームースなども同様で、泡状にするためにもガスが使われています。
本来、中身を使い切るタイミングでガスも無くなる容量になっています。しかし、ぴったり同じに無くならずガスだけ残っていた場合、ゴミ処理の際に爆発する危険性があります。
ですから、スプレー缶はどこの自治体でも可燃物以外に分類されています。
間違って可燃物に紛れ込んでしまい、焼却炉にまで至った場合は爆発などによって炉内を破損するおそれもあります。
また、ときどきニュースにもなりますが、ゴミ収集車が爆発したり炎上したケースもあります。
風通しがよく、人気のない場所でスプレー缶の噴射ボタンを押し続けて、中身を出し切りましょう。
カセットボンベなどは、先端部分をアスファルトなどに押し付けてガスを出すことができます。
このとき、周囲の火気には十分注意してください。
ペンキが余ったときには、このように処分しよう
ペンキなどの塗装用具はきちんと洗って保管しておけば、次回も使用することが可能です。
安いもので使い捨てるという人もいるかもしれませんが、繰り返し使えるならそのほうがお得です。
使ったハケなどは新聞紙やボロ布でしっかりふき取ります。
水性塗料の場合は、水洗いで汚れを落とします。
油性塗料はペンキやラッカーのうすめ液を使って洗い落としてください。
もし少し時間が経って固まってしまった場合には、専用の「ハケ洗い液」が便利です。
余ってしまった塗料は、スプレー類と同様で新聞紙などに塗り広げたり染み込ませて、乾燥させてから可燃ごみとして処分できます。
処分のルールについては、お住まいの自治体のルールを確認しましょう。
大量の塗料を処分する場合には、ペイント固化剤で固めて処分する方法があります。
古いスプレー缶が大量に残っている場合の処分はこんな方法で!
めったにないとは思いますが、非常に多い量のスプレー缶が残っている。
たくさんのスプレー缶があるが、ノズルなどが破損して自分では中身を出せないといった場合。
まず、製造メーカーに処分方法を問い合わせてみましょう。
産業廃棄物業者では、個人が扱う量では受け付けてもらえないケースもあります。
メーカーによっては、処分を受け付けてもらえることもありますが送料などお金はかかります。
買いだめて使わなかったスプレーなど、未使用のものの場合も捨てるなら上記のような方法を取ることになります。
- マナー