免許を取りたいのに、技能が下手で卒業できそうにないあなたへ
2018.4.27

運転免許を取りたいのに、技能が下手で卒業できそうにないと悩んでいる方はいませんか?
でも心配する必要はありません。実際に免許を持っている人だって、皆がみんな運転が上手いとは限らないのです。
ところで、運転が下手な人というのは性格も関係しているのでしょうか?卒検に受かる為にはどうすれば良いのでしょうか?
悩めるあなたへのアドバイスをご紹介します。
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この記事の目次
免許は取れる?技能が下手で悩むあなたへ
私は今まで教習所で、沢山のドライバー育成に携わってきました。新たに免許を取る人だけでなく、高齢者の免許更新なども担当しておりましたので、本当に色々な人の運転を知っています。
自分は運転が下手だと思っているそこのあなた、安心してください。あなたが思うほど、免許保持者だって運転が上手いわけではありません。
運転を嫌だと思ったり不安になってしまうと、悪い方にばかり考えてしまいます。そんなことよりも、免許をとったらあんなところやこんなところにも行けるんだ!と言ったような、楽しいイメージをするようにしましょう。
今抱いている不安を解消することも、もちろん大切です。しかし、習わされているという気持ちから、習いたい気持ちに視点をずらして見ると、今までとは少し違う気持ちで教習を受けられるかもしれません。
そもそも、教習所というのは運転が下手な人が練習する場所ですよ!誰だって最初は下手で当然なのです。教えている教官だって最初から上手だったはずがありません。
きっと下手だと思っているあなただって、ハンドルを切ったり、アクセルを踏んで車を発進させたりということは出来ますよね?きっと最初はそれすらで出来なかったはずです。そこから練習を重ねて少しずつ技術は磨かれているはずです。
そのうち慣れますので、諦めないで頑張ってください!
免許を取りたいのに・・・。技能が下手なのは、性格が関係している?
私が教習所に通っていたのと同時期に、弟も教習所へ行っていました。実技は同じタイミングでスタートしたはずなのに、気が付けば弟の方が進んでいました。
「なんでそんな余裕な感じで出来るの?」と、少し怒り気味で弟に聞いてみたことがあります。そうすると、「小さい時から車のおもちゃでよく遊んでいたし、ハンドルをきった時の車の動きがイメージ出来てるからじゃない?あとは、お姉ちゃんがビビリなのもダメなんじゃない?」と返ってきました。
そう、私はとっても小心者です。運転に対しても恐怖があるため、そこから迷いが生じてしまって運転がぎこちなくなっている可能性は考えられます。
逆に、行っちゃえ!というタイプの人は、危険予測をすることが下手な人が多く、S字カーブなどで脱輪する人もいるみたいです。
運転は走る凶器とも言われているので、常に慎重に運転しなくてはいけません。しかし、あまりにも慎重すぎるといつまでも成長出来ないのです。
私は、自分に「マイペースでも大丈夫」と言い聞かせ、なんとか中型バイクの免許を一緒に取れるというところまできました。
合宿免許、技能が下手で帰りたくなることも
運転の技術に自信がなく、エンストしてしまった人がよく「辞めたい」と口にしています。
AT車でエンストすることはないので、これはMT車で免許を取る際の話にはなるのですが、この事例はよく坂道発進の際に起こるようです。坂道発進をする際のポイントは半クラッチ操作ですが、エンストすることが多い人はMT車のクラッチ操作を頭で理解し過ぎてしまう傾向にあるのです。
右手でハンドル、左はシフトレバー、右足でアクセル、左足でクラッチと、4つの操作を同時に行う際に、頭で考え過ぎて体がついていかなくなるのです。これがエンストの原因となります。
ここで躓いてMT車の運転は難しいと感じてしまい、卒業出来ないのではないかと悩む人も結構多いみたいです。
それだけでなく、S字や車庫入れも難しいという声をよく聞きます。何度も乗って技能オーバーしているうちに、他の人から遅れが出てきてツライと感じるようになるのです。
MT車を選んだ人がよく陥っている悩みです。
免許取得の為に!技能が下手な人が卒検に受かる方法
「周りの車に迷惑をかける」
これだけ聞くと、え?どういうこと?とよくわからないかと思いますが、そこにはこのような理由があります。
まず焦って出来ない人というのは、後続車などに迷惑をかけないようにと気を遣い過ぎてしまって「早く行かないと・・・。」と気持ちが先走って行ってしまいます。
しかし、焦って良い事は何もありません。教えられたことを忘れてしまい雑な運転になってしまったり、一発検定中止になってしまうような危険行為を行ってしまう可能性だって高まるのです。
そのため、一般道路の場合でも周りに気を遣って早く行こうとは考えずに、教習所内でやった仮免時のような、ゆったりとした気持ちで運転してみると良いでしょう。
だって、後ろの車を待たせるようなゆっくりとした運転をしていたとしても、交通法違反は一切していませんからね!
それよりも、問題の無い行為でも後ろの車に悪いと考えて危険な運転をしてしまう方がNGなのです。即検定中止になってしまう場合もあるんですよ。
ということで、卒検の際は他の車への迷惑は一切考えないで、ゆっくり丁寧に教えられたことを実践するようにしましょう。他の車に迷惑をかけてOKということです。
免許はあるけど・・・。運転が下手な男性の特徴とは
免許を持っていても短気な人は運転が下手?
短気な男性って結構いますよね。短気は損気というように、運転する場合も短気というのは危険でしかないのです。運転中というのはこちらの顔が相手に見えないので、それをいいことに感情をむき出しにして暴言を吐いたりする男性がいます。
しかし、その時というのは完全に冷静さを失っている状態と言えます。そうしてきちんとした判断が出来なくなり、危険な運転をしてしまうのです。状況判断が出来ない人というのは、確実に運転が下手だと言えます。
例えば、前の車が遅いと煽る車がいますが、煽ったからといって目の前の車が突然消えることはありません。そんな当然のことにすら気が付いていないのです。道を譲るスペースが実際にあるのかどうか確認をしながら煽っているドライバーは、ほとんどいないと言えるでしょう。
運転が下手な人は自意識過剰
「運転は上手ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?自分の運転は上手いと思っている男性も多いようですが、自分の運転スキルを過信している人はたいてい下手です。実際に上手い人もいるのですが、決定的に違うと言える部分があります。
何を基準に上手いと言っているかにおいて、スピードに関する部分で上手いと言っている人は、間違いなく過信していると言えるでしょう。本当に運転が上手な人というのは、同乗者が不快に思わないような運転が出来る人のことを言います。
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