社交ダンスのパートナーは恋愛関係?パートナー事情
2018.4.17

社交ダンスのパートナーといえば、お互い夫婦や恋人でペアを組んでいたり恋愛関係に発展しやすそうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
調べてみると、プロのダンサーは夫婦や恋人がパートナーというカップルも多いですが、趣味レベルだとそれほど恋愛関係にならない人の方が多いようです。
その理由を探ってみました。
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この記事の目次
社交ダンスのパートナーとは恋愛関係ではない人も多い
社交ダンスのパートナーには「普段も恋人同士ですか?」と尋ねられることが多いようです。
実生活でもカップルだというパートナーもいますが、多くは「本気でスキルアップしたい」「いいダンスを踊りたい」そして「競技会に出場して、昇給したい」という、ダンスを通じた「同士」の関係が多いのです。
たまたま、目指すものが同じ中でパートナーを組み、結果的に恋人同士になる場合もありますが、真剣にダンスのレベルアップを目指すダンサーがほとんど。
そもそもダンスは見た目よりもずっとハードなので、下心だけでは続きません。
スキンシップやコミュニケーションが多い競技なので、そのまま人生もパートナーになれたら素晴らしいかもしません。
しかし、逆にそういった感情が介入しない方が上手くいくことも多いのです。
もちろん、恋人としての愛情ではなくとも、共に戦う同士であり、強い絆や友情で結びついています。
恋人が社交ダンスを始めてから変わった!パートナーと恋愛関係に?
自分の恋人が社交ダンスを始めてから、服装やファッションに変化が。
レッスンの日数も増えて、自分と会う時間も減っている。
浮気を疑いたくもなる状況です。
でも、これらを直接問い詰めたとしても「レッスンに行くなら、それなりの身だしなみは必要」と言われてしまったらそれまで。
レッスンが多いのではないかと尋ねても、上達したいからだと言われたらそれ以上追究しづらいものです。
あまりしつこく追及したり様子を伺うような行動を取れば、真剣にダンスに取り組んでいるパートナーであれば、逆にダンスのパートナーを傷付けてしまうかもしれませんよね。
どうしても疑いが晴れないのであれば、感情的にならない第三者にこっそり調べてもらうことも一つの方法です。
または、思い切ってあなたも一緒にダンスを始めてみるというのもいいかもしれませんよ。
社交ダンスのパートナーと恋愛関係になるのはこんな理由から
「社交ダンス」という優雅なイメージとは少し違い、競技ダンサーたちは「アスリート」です。
真面目な人ほど「勝ちたい」という欲求は強く、それがモチベーションになります。
どんなに露出が多めの服を着て、肌を触れ合わせて踊っていようが「異性としての感情」を抱く隙がないほど必死の練習で技術を磨いているのです。
会話の大半はダンスの振り付けや反省などで、恋愛感情が入り込む隙間は無いのです。
では、競技ダンサー同士で恋に発展するのはどんな場合なのでしょうか。
競技ダンスというシビアな世界に身を置く立場から、恋愛などダンス以外のことに影響を受けて成績に響くことを避けるため、ダンスとプライベートをはっきりと区切るダンサーは多いといいます。
ダンスとは男女の関係を表現することであり、ダンス中は熱烈な疑似恋愛を演じることも多いため、中には「実際に恋愛関係であったなら、もっと上を目指せるのでは」という想いから恋人になってしまうこともあります。
ダンスという非日常の空間では、一般的に「目が合った」「手が触れた」というドキドキするシチュエーションをはるかに超えた、ダンスと通じた高い価値観の共有から恋愛に至ることがあるのです。
社交ダンスのパートナーは恋人や夫婦が多いのはどうして?
社交ダンスのプロダンサーの中には、恋愛関係や結婚しているカップルが多いのは確かです。
これは、仕事とプライベートのほとんどの時間を共有しているため、その方がメリットが多いというのも理由でしょう。
特に以前は、カップルとしてパートナーを選ぶ段階で、プライベートも見越して選ぶということが当たり前だった時代もありました。
しかし、最近のプロダンサーではビジネスパートナーとして割り切り、ダンスと私生活を完全に分けて考えるダンサーも増えてはいるようです。
それでもトップ選手になればなるほど、練習時間から試合、遠征など必然的に一緒にいる時間が多いですから、恋愛関係になることも増えるのでしょう。
社交ダンスをしている中で「一緒に踊っているあの二人はアヤシい」となる確率は、ダンス人口の全体を見渡してみれば少数派であると言っていいでしょう。
社交ダンスのパートナーと良い関係でいるために守るべきマナー
社交ダンスのパートナーは、配偶者や彼氏・彼女、友人もしくは全く面識のない他人でもいいのです。
特定の人を固定パートナーにするということは、芸人でいう「相方」と同じようなものです。
違う会場、違う大会でも同じ相手と踊ることは安心できることでしょう。
個人レッスンでは、個々の技術向上のために1人ずつでもいいですし、同調性を高めるためにもカップルで受けてもいいでしょう。
また、カップルが成立してからは二人の立場は同等と考えましょう。
もちろん、それぞれのキャリアや能力で技術的なものや感性にレベルの差があることは考えられます。
しかし、たとえ相手が自分より技術的に劣っていると感じても、指導するのは先生の役目です。
カップル同士であれこれ言い合うとケンカの原因にもなってしまうからです。
大切なのは、あくまでも相手を尊重する気持ちをもって、一緒にステップアップすることです。