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自衛隊に入りたい!高卒女子の自衛隊員への道

2018.4.16

高校卒業後の進路として自衛隊を目指している女子もいるでしょう。自衛隊は一般の人にはわからない事が多いですよね。

そこで、高卒の女子が自衛隊に採用されるのは簡単?難しい?どんな道がある?入隊試験の基準は?など気になる疑問についてまとめてみました。

また、自衛隊員に向いている人はどんな人なのかもご紹介します。

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高卒の女子が自衛隊員になろうと思ったらどんな道がある?

元海上自衛隊でした。私の知っている海上自衛隊の場合、高卒では次のような道があります。

<高卒>
海曹候補士・一般海曹候補生・航空学生・防衛大学校・防衛医科大学校

<任期制、公募、免許>
・自衛官候補生・技術海曹・技術幹部

<専門学校、大卒>
・技術海曹

<大卒>
・幹部候補生

高校卒業後は進学してから自衛隊へすすむ道も記載しました。高校生の今からだと10個も選択肢があると思います。

詳細は、入隊する際の窓口となる最寄りの「自衛隊地方協力本部募集課」という所に電話して問い合わせてみてください。質問に優しく答えてくれるはずです。

また、職場見学がしたいと申し出てみましょう。あなたの興味のある仕事がどんなものかを伝えて、その仕事に関わる隊員から直接現場の声を聞いてみるのもおすすめです。

難しい道もあるかとは思いますが、若いというだけで希望があり、希望は武器にもなります。頑張ってください。

高卒で自衛隊に採用されたいなら女子の入隊試験の基準を知ろう

女性自衛隊員(WAC)の入隊試験についてご紹介します。

  • 体力はどれ位必要?
    自衛隊は警察などと違って、入隊時点の体力テストはしませんので、入隊試験の時点では体力は必要ありません。その代り、身体検査があります。
  • 身体検査の基準は?
    検査項目は大体男性の基準と同じですが、以下の項目は女性の基準になっています。
    身長:150センチ以上、肺活量:2400cc
    特別厳しい基準ではなく、多くの人が合格するラインだと思いますが、肺活量は鍛えておくのがおすすめです。走れば肺活量が鍛えられますし、入隊後もしないより楽だと思います。
  • 学科試験の難易度はどれ位?
    男性自衛官よりも難しいとされています。自衛官候補生試験・一般曹候補生試験・幹部候補生試験などどれも男性に比べると難易度が高くなっていますので、しっかりと勉強する必要があります。

なお、定年まで勤める事を考えている人は、一般曹候補生試験か幹部候補生試験、定年までは考えていないなら自衛官候補生試験を受験するのが良いでしょう。

自衛隊に高卒の女子が採用されるのは難しい!

自衛隊というと、男性が活躍していて女性は少ないイメージを持っている人が多いと思います。

実際、男性の方が多いですが、昔よりは女性も増えています。さらに、昔なら女性はなれないと思われた職種にも女性が就いていたりします。

なお、自衛隊には陸海空ありますが、それぞれ女性の比率は異なります。最近の女性隊員の比率は5~6%です。

20人に1人が女性隊員だと思えば、イメージよりも多いような気がしますよね。

女性隊員の比率が少ないと女性は入りやすそうと考える人もいるかもしれませんが、女性が自衛官になるのは簡単ではありません。

一般応募の場合、女性の倍率は20~50倍と言われています。更に、試験も男性に比べて難易度が高いとされています。

女性の自衛官というのは、それだけ優秀な人材か適性が認められた人材ということになるでしょう。

高卒女子の自衛隊採用が難しいのは大卒が多いから?

近年、不況の影響からか公務員など安定した職業が人気です。中には大学を卒業後浪人してまで公務員試験を受ける人や就職後に公務員を目指す人も少なくありません。

公務員というと役所で働くイメージが強いですが、自衛隊も公務員です。そのため、女性でも自衛隊を希望する人が増えています。

高卒でも自衛隊入隊の資格がありますが、そういう高卒で応募できる職業に大卒者も応募するケースが増えています。

そのため、元々倍率の高い女性自衛官への応募は大卒者が占めてしまう状況のため、高卒で応募した人の難易度がさらに高くなっている可能性があります。

なお、どうして公務員を希望する大卒の女性が増えたのかというと、これも社会的な問題が根強いためです。昔は結婚したら女性は会社を辞めて家庭に入るのが一般的でしたが、今はそんな時代ではありません。

結婚しても、出産しても仕事を続けたいと考える女性が増えています。大企業など産休や育休の制度を利用しやすい企業は増えたものの、今でもそれらの制度を利用しにくい企業も多いです。

そのため、結婚や出産後も働きたい大卒の女性が公務員や大企業を希望するのです。

自衛隊はどんな人が向いている仕事?

メンタルが強く、体力がある人は自衛隊に向いている

自衛官は人命を守る事が仕事なので、いざという時のために日々厳しい訓練を行っています。入隊試験の身体検査で肺活量や視力などをクリアできても、入隊後の訓練に耐える事の出来るメンタルや体力が必要です。

体力は訓練で養われますが、その訓練を耐え抜く体力はあった方が良いでしょう。

自衛隊は協調性が必要

自衛官は集団行動をします。有事の際にはチームになって任務を遂行する必要があります。協調性が無く輪を乱す人がいるとその人のためにチームや救助者の命が危険にさらされます。日々の訓練や寮生活などで協調性を養うことになりますが、元々団体行動が出来ないような人には厳しいかもしれません。

自衛隊は冷静に行動できることが大切

自衛隊は危険が隣り合わせの仕事です。ちょっとした行動や判断のミスで命が危険にさらされます。しかも、非日常の緊迫した状況のなかで冷静に判断し行動することを求められます。

そのために日々訓練しているのですが、冷静な判断力や臨機応変に行動できるかどうかは必要な事です。

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