高校を辞めると決めた!親を説得する時に大事なこと
2018.4.16

「高校を辞める!辞めたい!」高校に通っていると、一度は考えたことがあるかもしれませんね。
中退を考える理由は、「校風が合わない」「早く自立した」など人それぞれです。
親に辞めたいと言うと、何ていわれますか?多くの場合が、反対されることでしょう。
高校を辞める意思が強い場合は、何て言って親を説得しますか?
その時に大事なことがあります。
親を説得するポイントをみてみましょう。
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この記事の目次
高校を辞める!親はどう説得する?
子供が高校を辞めたいと言ったら親は?
学校が辛いとい事を普段から口にしているのならともかく、何の前触れもなくいきなり「高校を辞めたい」と子供に言われたらビックリしますよね。辞めたい理由にもよりますが「学校がつまらない」「高校に行く意味がわからない」だと親も勘弁してよ!と思います。
いじめや、学校の雰囲気に馴染めない、人間関係のトラブル、病気などの問題なら親も考えますが、本当は「せめて高校くらいは卒業して欲しい」です。
基本はじめから高校を辞めることに賛成する親はいません。人により、経済的に余裕がない場合は学費の事も考えてしまいます。
気持ちだけ先走らないで、高校中退の現実を知ろう
今は感情的になり、高校を辞めたいと言う気持ちが先走っています。辞めたら、辞めた後の進路も考えないとなりません。簡単に働くといっても、高校中退=中卒で社会に出るのは厳しいです。しっかり頭を冷やし現実を見て冷静になりましょう。
高校を辞める時に、親を説得する時に大事なこと
時間をかけてしっかり親と向き合う
高校を何かの事情でやめたくなった場合、親にどのように説明し、説得したらいいのでしょうか。普通の親の場合、高校を卒業するのが当たり前でその後、専門学校や大学に進むと考えています。それぞれの家庭の事情によって違いがあると思いますが、普段親とあまり接していない人はどのように話をしていいのかわかりませんよね。
まず、辞めたい理由をはっきりさせることになります、中退後どのようなことをしたいのか、そのことについてもはっきり自分で決めましょう。その場しのぎではなく「このようなことに興味がある」「この学校に行きたい」など自分の将来をはっきりさせて、自分自身を固めておきましょう。
例えばいきなりやめて通信制の高校に行きたい、高校中退者でも受け入れてくれる専門学校に行きたいなどと話しても、はじめのうちは親もなかなか理解はしてくれません。まず、どうして辞めたいのか、どのような進路を自分は進みたいのか、親に心のうちを真剣に話してみる事が大切です。
不登校やひきこもりの人の場合、ある程度親もどうしていいのかわからないことに気が付いています。親を安心させるためにも説得しましょう。今後が明らかになると親も協力してくれます。
人間関係や勉強の事が問題なら、通信制高校という選択が適切になります。登校する日数が少ない通信制高校は自分に自学自習をする意思が強いと単位を取って高校を卒業できます。大学も考えているのであれば、高認資格を取り大学に進学できます。美容師、看護師、調理師などになりたい場合は、高校中退しても入学できる専門学校があります。
高校を辞める人は減っています。こんな中退理由で親は説得できる?
高校を辞める人は減少傾向にある
高校中退者は多いように思われていますが、実は近年減ってきています。文部科学省の調査では中退のピークは平成2年で12万人を超えていました、その後は増減はありますが、平成16年以降は減少しています。
高校中退者が減った理由には、就学支援制度が始まったことにより経済的な負担が軽くなったことがありますがまだまだ中退する人が多いです。
高校を辞める理由
最近は高校を中退する理由は、経済的な理由だけではありません。
- 欠席や欠時がたまり進級が出来なかった
- 校則や校風が合わない
- 勉強がわからない
- 人間関係が上手くいかなかった
- 第一志望の高校ではなかった
- 健康上の理由
- 経済的な余裕がなかった
- 仲のいい友達がやめてしまった
- 親に辞めさせられた
高校を中退するとどうなるの?メリットはある?
高校中退するとどうなる?
今の日本はまだまだ学歴社会です。最低でも高校を卒業していないとまともな職業にはつけないでしょう。求人を出す側も高卒資格を持っていることを前提としています。もし高卒の資格を持っていないと何か問題のある人物だと思われます。高校を中退すると就職する時に大きなハンデになります。
高校を中退するメリット
日本にある普通の高校は週5日通うシステムが一般的です。時間も朝から夕方までになります。高校3年間はほとんど学校に費やされます。自分の夢や目標を持って、その道に進みたいと考えてる人にとっては苦痛かもしれません。自分の夢を追いかけ辞めて、自分の進みたい道に行く。このような考えの人も最近は多くいます。
高校を中退した時のデメリットはなに?
「無理して高校に行く必要がある?」「別に行かなくても生活が出来る」との疑問があります。しかし高校を中退すると面倒な思いをしたり、生き方の選択肢の幅が狭くなります。
高校中退を考えている人に、その選択によってどのようなデメリットがあるのか紹介します。
- 働ける場所が減る
社員だけでなくアルバイト募集でも学歴は「高卒以上」になることが多いです。もちろん記載していない企業もありますが、面接で「高校やめたの?」と聞かれます。 - 再度学校教育を受ける時の手続きが面倒
働こうと思っても、中卒の時点で弾かれることもあります。資格が必須となっている職業もあります。その資格が専門学校や大学に通わないと取れないものもかなり多いです。
例:美容師として働くためには、国家資格である美容免許が必要。高卒後2年間美容専門学校に通い所定の過程を修了することによって国家試験が受けれます。
保育士もそうなります。
- 子育て・学校