スタイリストとアシスタントの違いは?スタイリストになるには
2018.4.7

美容室ではスタイリストとアシスタントという立場がありますが、スタイリストとアシスタントの違いって何なのでしょうか?
簡単に見極めるには、すぐにわかる方法はあるのでしょうか?
また、アシスタントがスタイリストになるためには、どうしたらいいのでしょうか?
そこで、スタイリストとアシスタントの違いやスタイリストになるためのポイント、さらにファッションコーディネーターとスタイリストとの違いなどについてご紹介いたします。
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この記事の目次
美容師のスタイリストとアシスタントの違いは?見極めるには?
美容室にはスタイリストとアシスタントがいるという事をご存知でしたか?この2つにはどのような違いがあるのかを、知っているでしょうか?
この2つの決定的な違いは髪が切れるか切れないかです。スタイリストは髪が切れる人で、アシスタントは髪が切れない人です。
なので、美容師は必ずアシスタントを経験しそのあとにスタイリストになっていくのです。
だいたいの美容室ではカウンセリングやカットの時にしてくれる美容師さんがスタイリストで、シャンプーやカラーの時に手伝いに来てくれる美容師さんがアシスタントになります。
見た目でスタイリストかアシスタントかを見分けるには、シザーケースにハサミが入っているかという事です。
アシスタントは髪を切らないのでハサミが入っていません。ただ、シザーケースをつけるのを好まない美容師さんもいるので一概には言えません。目安程度に確認してくださいね。
スタイリストとアシスタントの仕事の違いとは?
美容師さんにはスタイリストとアシスタントがいるという話をしてきましたが、仕事は髪を切る以外にどんな違いがあるのでしょうか?
アシスタントは美容師免許を取って美容室で働き始めたらすぐに始まります。アシスタントの期間というのはお店によっても異なりますし、その人の技術によっても異なりますが、一般的には2年から5年くらいが多いようです。
大きな店舗なんかではアシスタントの中でもリーダーがいたり、特定のスタイリストの専属であったりする場合もあります。
仕事の内容は、カラー、パーマなどの補助、カットした髪の掃除、シャンプー、マッサージなどになります。ヘッドスパなどのサービスを担当することもあります。
そして仕事の合間や閉店後にはカットやカラー、パーマなどの練習をし、スタイリストを目指すのです。
また、スタイリストにはジュニアスタイリスト、トップスタイリスト、チーフ、マネージャーなどがいます。
カットの技術やカラーやパーマの技術などで美容室各自でレベルが決められていて、お客様が取れるようになっていけば昇格していきます。
お店による基準なので、トップスタイリストだから必ずすごい技術を持っているという決まりはないので注意してくださいね!
スタイリストとアシスタントの違いは技術力!
アシスタントとスタイリストの違いは技術力の違いです。すべての技術が出来るのがスタイリストです。
カット、カラー、パーマ、シャンプーなど美容室で行うすべての技術をお客様に提供できるのがスタイリストです。
ですが、アシスタントはシャンプーはできてもカットはできないなど、まだすべての事を担当出来る事ができない勉強中の美容師になります。
なので、アシスタントはスタイリストの指示を聞いてできる範囲の補助をすることが仕事になるのです。
スタイリストになるためにアシスタントは何年も経験をつみ勉強していきます。そして、お店がスタイリストとして働いても問題ないと判断したときには、じめてスタイリストへと昇格するのです。
このようにアシスタントがスタイリストに昇格することを美容業界ではデビューと言っているそうですよ。
Jrスタイリストとは?スタイリストになるためには
同じスタイリストでもJrスタイリストというのを聞いたことありませんか?Jrスタイリストとは何なのでしょうか?
一般的に美容師免許を取って働き始めるとアシスタントになりスタイリストの補助をしながら、経験を積んでいきます。そして、たくさん練習しスタイリストになっていくのですが、この時にいきなりスタイリストになるのではなく、Jrスタイリストとしてスタイリストとアシスタントの中間地点になることがあるのです。
Jrスタイリストはスタイリストの卵の立場になります。簡単なカットを担当し、カラーやパーマなどの技術を磨いていくのです。
まだ難しいカットはできないので、たくさんの経験をし勉強しどんどん技術を学んでいかなければいけない状態のスタイリストということです。
ファッションコーディネーターとスタイリストとの違い
ファッション業界でのスタイリストとファッションコーディネーターの違いはどのようなものなのでしょうか?
どちらもファッションをコーディネートするので同じ仕事のように感じますが、スタイリストはモデルなどの特定の人のコーディネートをするのに対して、ファッションコーディネーターはアパレル業界のマーケティングや商品の企画や販売促進などの仕事になります。
同じような仕事に思われますが、やっていることは全然違うのです。また、ファッションコーディネーターはアパレルメーカーや小売企業などに所属していて、そこの社員として働いている場合が多いですが、スタイリストは事務所に所属するかフリーランスで活躍している場合が多く、自分の名前で仕事をしていることが多いです。