フェレットの噛み癖が直らない時の対処法や注意点について
2018.5.28

フェレットを飼っている方で噛み癖に困っているという飼い主の方も多いのではないでしょうか?
どうしてフェレットは噛むのでしょうか?また、この噛み癖は直らないものなのでしょうか?
フェレットの噛み癖にはどんな対処法があるのかや、しつけをする時にやってはいけない事、飼う時に気をつける事なども併せてご紹介していきます。
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この記事の目次
フェレットの噛み癖が直らない。理解しよう!
フェレットの噛み癖が辛いと感じたら、まずはなぜ噛んでしまうのかを知っておくと良いです。
噛むのはフェレットだけではありませせん。動物は噛むことで意思表示をしたり遊びの場合もあります。
何かを訴えて噛んでいる場合には、怒るのではなく何を訴えているのがその理由を探ってみましょう。
これは特殊な例かもしれませんが、ある飼い主さんがあまりにもフェレットが噛んで巣箱へ誘導しようとするので、巣箱が気になるのかと思い確認してみると生まれたばかりの赤ちゃんがいたという話を聞いたことがあります。
ただこうして何かを訴えている場合もあれば遊びの場合もあり、遊びで電気コードや家具を噛んでしまった場合には事故につながる可能性もありますよね。
ですからなぜ噛むのかを日頃から接している飼い主さんが原因を探ることがまず一番にできる方法なのだと思います。
フェレットの噛み癖が直らない…。しつけはできるの?
フェレットは、人に懐くのではなく人に慣れる小動物なので犬の様にしつけができて飼い主の言うとおりに動くことは難しいです。
ただ、飼育していれば甘えてじゃれてきたりもするのでとても可愛らしい動物でもあります。
犬の場合は機嫌が悪いと噛みついてきたりというのはまずないと思いますが、フェレットは気が立っていると飼い主さんでも噛んでしまう事があります。
フェレットは飼い主をいじめたくて痛がらせたくて噛むわけではありませんから、突然怒鳴られたりすると強いストレスを感じる事でしょう。
特に大人のフェレットをいきなり噛まない子にしようとするのは無理があるものです。
できれば小さいうちに噛まないように、やめさせるようにしつけることができれば良いと思います。
フェレットの噛み癖が直らない…。しつけの方法は?
フェレットが遊びでじゃれて噛んできても飼い主に傷ができるような場合は何とかしなくてはいけませんね。
その時は、すぐには治らないことをあらかじめ覚悟しておきましょう。
噛むのをやめさせるために、多少叱ることも必要になってきます。
叱る時には噛んだ瞬間に声を掛けなければいけません。フェレットは人間の言葉を理解していませんから、噛んだらダメだよと言葉で言っても伝わりませんし、後からダメ!と言われても何のことか理解できません。
必ず噛まれた瞬間い短い言葉で、叱りましょう。
首の後ろの皮膚を掴み持ち上げ、飼い主さんと目線を合わせ低い声で「ダメ」と言いましょう。
また、その他の方法では手に苦い味をつけておく。これは市販で販売されているペットのしつけ用の苦み成分の入ったスプレーなどを手に付けておきます。
噛むと苦い、まずいという事を覚えさせます。
フェレットの噛み癖が直らない!こんなしつけはNGです!
噛むのをやめさせたいなら、気をそらせばよいとおやつなどを与えるのは逆効果ですから絶対にやらないようにしてください。
そうすることで、噛んだら美味しいものがもらえるという認識になってしまいます。
おやつをあげるのは基本的におりこうさんにしている時だけなのです。
よく噛んできたら鼻をピンと跳ねると、噛んだら嫌な事をされるという認識になるとか書かれていることがありますが、フェレットを実際に飼っていたらそんなことができますか?
フェレットの鼻はとても小さいですし動物にとって鼻は急所です。
どんなに軽くと言ってもやるべきではないと思います。
フェレットはそんなことをしなくても気長にしつければできるようになる子が多いと思います。
また今はこんなことはないと思いますが、昔フェレットが噛むなら犬歯を削ればよいなんてことも推奨されていましたが、それは絶対にやってはいけない方法です。
フェレットの犬歯は先の方まで神経が通っていますから少し削っただけでもそれがむき出しになってしまうでしょう。
そうなるとそこから化膿し細菌感染を起こします。体内に細菌が入り込んで最悪脳にまで行ってしまったらどうしますか?
あなたのフェレットととはもう会えなくなってしまうかもしれないのですよ。
フェレットを飼う時の注意点!安全か確認しましょう
フェレットを家に迎える前に、部屋に危険な箇所がないのかを確認して事前に準備をしましょう。
フェレットの体を見てわかる通り、体は細長く柔らかいです。
家具の隙間にも入りこみ移動しますから、入り込まないように防止対策をしたり常にきれいに掃除しておかなければいけません。
特に家電製品は暖かいですから、そういった隙間に行きがちです。そういった隙間は危ないです。
何かをきっかけに発火してしまうかもしれません。
またその場所が気にれば何時間も出てこない、と言うこともあります。
これらを考慮して、部屋に危険がないのか、古い電気コードはないのかをチェックするして下さい。
安全で過ごしやすい環境を整えてから飼育を始めるようにしましょう。
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