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郵便の宛先が「係」の時は様?御中?係行はどうするか伝授!

2018.5.18

郵便を送る時に宛先の宛名で迷ったことはありませんか?郵便の宛名の下につける言葉には様・御中・行などがあります。

個人宛だと「様」を良く使いますが、宛先や返信用封筒の宛名が「○○係」となっている場合はどんな言葉を続けたらいいのでしょうか?

そこで、難しい郵便マナーについてまとめてみました。

「係」の定義を知ればもう迷うことはありません!

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郵便の宛先が「係」の場合は様や御中をつける?

郵便の宛先が「○○係」となっている場合、係というのは1つのまとまりや組織を表す言葉なので、「営業部」などと同じです。

「株式会社△△ ○○係」となるのが通常で、会社という大きなくくりの中の一つのまとまりの事を指します。そのため、個人宛には使いません。

係は組織を表す言葉のため、郵便の宛先が「○○係」となっている時は敬称を付けなければいけません。組織や団体に付ける敬称は「御中」を使いましょう。

例:株式会社△△ ○○係 御中

ただし、係の中の担当者名を記載する場合は個人宛となります。個人宛の敬称には御中は使わないので「様」を使いましょう。

例:株式会社△△ ○○係 □□様

係は団体や組織を表す言葉なので、団体向けの敬称が必要。ただし、係の後に個人名を入れる場合は個人宛の敬称となります。

郵便の返信用封筒の宛先の「係行」「係宛」を訂正する方法

企業宛の返信用封筒を見ると「○○係行」や「○○係宛」という宛名になっていることが良くあります。

係には団体向けの敬称である「御中」を付けることになりますが、「係行 御中」「係宛 御中」は間違いです。「○○係行」や「○○係宛」となっている場合は、必ず「行」「宛」を消して「御中」を書き足さなければいけません。

なお、「行」「宛」の消し方は、右上から左下に向かって斜めに二重線を引くか、縦書きの場合は縦に二重線、横書きの場合は横に二重線をひきます。

訂正しないで送ったり、1本や3本線で消すのは間違いです。修正ペンや塗りつぶすのもビジネスマナーに反します。

「行」「宛」を消した後、御中はどこに書き足せばいいのでしょうか?

一般的には消した文字の縦書きの場合は左側か下、横書きの場合は右側か下です。書き順を考えると、縦書きは上から下に左に行をすすめるので消した文字の右に書き足すと違和感があります。横書きも消した文字の上に書くと違和感があります。

また、「○○係行」や「○○係宛」と印字されている封筒を使って、個人宛に送る場合は「行」「宛」を二重線で消して個人名+様を追加します。

郵便の返信用封筒の宛先の「係」を訂正しないといけない理由

返信用封筒を訂正する時に「どうして最初から「様」や「御中」と書いてくれていないのだろう?その方が親切なのに・・・。」と思ったことのある人もいるでしょう。

「○○係」となっている場合は御中を書き足さなければいけませんし、「○○係行」となっている場合は、「行」を訂正して御中を書き足さなければいけません。

せっかく返信用封筒を付けてくれる心遣いをしてくれるのに、少し不親切な気がしてしまうのも分かる気がします。しかし、様や御中の意味を考えると、最初から書いてない理由が分かります。

なぜなら、御中や様は敬称です。相手への尊敬の意を示すために使う言葉です。

返信用封筒を作るのは自分で自分宛に送ってもらう封筒に様や御中を付けるということは「俺様に返信しろ」というような意味になってしまうのです。

尊敬の意は相手に示すもので自分に示すものではありません。少し面倒を掛けてしまっても、最初から返信用封筒に御中や様が付いていると変な事になるのです。

御中は郵便の宛先にしか使えない?

敬称として使う「御中」って便利な言葉ですよね。御中は組織や団体宛、担当者が複数いる場合、担当者が不明の場合などに使える敬称です。

正しい使い方としては「○○株式会社 ○○係 御中」で「○○株式会社 御中」は100%正しい使い方とは言えないそうです。最近はその辺のルールがあやふやになってきていますが、ビジネスマナーはしっかり抑えておきたいですね。

また、「御中」は郵便の宛先にしか使えません。担当者が不明な場合などにも使える言葉なので、いつでも使いたくなってしまいますが、文書などには使えません。

郵便物の中に入れる文書が複数に向けた文書の場合は「各位」を使いましょう。

履歴書を郵便で送付する時に宛先が「採用係」等の時はどうする?

応募書類を送付する時は封筒の書き方にも注意が必要です。敬称は正しく使いましょう。

御中と様の使い分けで悩むのは役職宛の時ではないでしょうか?例えば人事部の部長宛で、部長の名前は分からない時です。

ホームページ等を調べたら人事部部長の名前が載っている可能性もありますが、ホームページの情報が最新とは限りません。書類の送付先として募集要項に記載がない場合は勝手に付けたり足りしない方が無難でしょう。

では、御中と様の使い分けをご紹介します。
会社、部署、係が宛先の場合は「御中」を使います。
(例)○○株式会社 人事部 御中、○○株式会社 人事部 採用係 御中

役職名のみの場合、個人名の場合は「様」を使います。
(例)○○株式会社 人事部 部長様、○○株式会社 人事部 ○○様

また、就職活動で使用する封筒は縦長の和封筒が一般的です。指定がない限り横長の洋封筒は避けたほうが無難です。

色は白の無地で、出来れば履歴書を折らずに入れられる封筒を選びます。折って入れるときは三つ折りにします。

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