ミシンの返し縫いでの糸の始末はこんな方法だとキレイに仕上がる
2018.5.12

ミシンでの縫い始めと縫い終わりは返し縫いをすることが、生地のほつれを防ぐための基本でありますが、縫い終えた後の糸の始末はみなさんどうしているのでしょうか?
そんな疑問について調べまとめてみました。またさらに強度を高める為には、どのような方法があるのでしょうか?
その他にも返し縫いを上手にできないなど、お困りの方へのアドバイスも併せてご紹介します。
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この記事の目次
ミシンの縫い始め・縫い終わりなどの返し縫いでの糸の始末はどうするの?
ミシン初心者さんなら、ミシンの縫い始め・縫い終わりなどの返し縫いでの糸の始末はどうするのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
一般的にはミシンの縫い終わりの時には、返し縫いだけでも大丈夫なのです。
しかし、仕上がりをきれいにしたいのであれば、そのまま切ってしまうのではなく玉止めしましょう。
これは素材によってもほつれやすいものだと、しっかり返し縫したいてもあとからほつれてしまった、なんてこともあります。
一手間を加えることで仕上がりも、とてもキレイに見えるでしょう。
でも玉むすびはしたくないと言う方もいるかと思います。でもしっかりと縫いたい!という方には「重ねミシン」をおすすめします。
「重ねミシン」とは
一度ミシンをかけた部分に再度、上から重ねて縫うことをいいます。
しかし強度を高める為に返し縫い部分を何度もするのはNGです。
生地を傷めゴワゴワになってしまうことがあるので、返し縫いは必ず1度だけ行なうようにしてください、その方が見た目もスッキリします。
ロックミシンは返し縫いはしない?糸の始末方法はこうしよう!
ハンドメイドなどの趣味でミシンを使う方の中には、家庭用のミシンではなく工業用のロックミシンを使っている人も多いのではないでしょうか?
直線縫いオンリーの力の強いミシンは直線縫いしかすることしかできないのが特徴なミシンですが、布端の始末をすると、返し縫いをしないので糸がビロ~ンと残ってしまうのです。
なので糸の端に玉結びをして残りの糸を切らなければならないのですが、ちょっと手間でもキレイになる始末方法があるのでご紹介したいと思います。
刺繍針を使って処理しますが、なぜ刺繍針かと言うと通常の針よりも糸を通す穴が広くロックミシンから出た糸を二つ折りにして、通すことが簡単にできるんです。
ロックミシンの糸先は糸同士が絡み合うので糸先が、何本かあるんです。
その為刺繍針を使うと快適に出来るんです。
なのでこの刺繍針にロックミシン糸を二つ折りにして通したら、布端のロックミシンの縫い目に針を通し針で縫い目の糸をすくい、そのまま糸を引っ張り進め最後に糸端をハサミで切ったら出来上がりです。
ミシンの返し縫い後の糸の始末は切りっぱなしが基本、強度を高める方法もある。
今のミシンのほとんどの機能には、返し縫ボタンがついていて自動で糸を切ってくれるものが多いかと思います。
なので基本的には、ミシンの返し縫い後の糸の始末は切りっぱなしが一般的な機能になっているのではないでしょうか。
前の記事でもご紹介しましたが、糸の始末をする時に布の端の強度を高めたいのであれば、玉むすびをすることがおすすめです。
または、重ね縫いをして強度を高める方法もありますよね。
でも今のミシンには自動で玉止めしてくれるミシンもあるようですよ!
なので確認のためにもご自身が使用しているミシンには、そんな機能がついているかを説明書で確認することをおすすめします。
玉止め機能や、自動で糸を切ってくれるミシンがあらかじめ搭載されているものは、返し縫いをした後に、さらに玉止めをしてくれ、ほつれも軽減することができるミシンがあるなんて、とても便利ですよね。
ミシンを使って生地を上手に縫うコツ!
ミシンで何か縫う時に、以外に簡単な直線縫いがきれいに縫うのが難しい!という方もいるかと思います。
そこで今回はちょっとしたコツをご紹介していきたいと思います。
まず、縫う時には針先ではなく、生地端を見て縫っていますか?
針先を見ながら縫ってしまうと、縫い目はゆがんで曲がってしまいます。
なので生地を縫う時には、針先ではなく、生地端を見て縫うとキレイに縫うことができます。
また生地に手を添えるとズレを防ぐことができます。
もしどうしても生地がズレてしまうと言う方には、生地端に磁石を置いてズレを防止する方法をオススメします。生地を固定することによって一定の距離で縫うことができ、仕上がりも上手に見える事でしょう。
ミシンで返し縫いすると鳥の巣のような縫い方になる・・・そんな時の対処法
ミシンで返し縫いすると、裏布がなんだか鳥の巣のような縫い方でぐちゃぐちゃになることはありませんか?
私も何度かこのような経験をしたことがあります。そんな時にはまず、上糸がきちんと通っているのかどうか、下糸のボビンは正しくセットされているかどうか?などを確認し再度縫うと、鳥の巣を解消することができました。
大抵は上糸がきちんと手順通り通ってないことが多く、縫い始めに上糸が下糸に引っ張られることで、鳥の巣のような縫い方になることが多い気がしました。
なので上糸を軽く引っ張り縫ってみると、普通に縫うできました。
また、ボビンの糸巻きもきちんとできてないと、縫い目もキレイに縫う事ができませんので、糸を巻く時にも少なからずも、注意して巻かなければなりません。
特に慣れないうちは、ミシンに糸を通すのも説明書を見ながらになってしまいますよね。きちんとした糸通しを覚えて正しく縫うことができれば、鳥の巣のような縫い方にはなりませんので、ゆっくり時間をかけて正しい糸通しの仕方を覚えていきましょう。
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