兄弟で性格に違いが出るのは何故?その理由をご紹介します!
2018.3.20

同じ環境で同じように育てているはずなのに、兄弟で性格に違いが出るのは不思議ですよね。
生まれた順番が違うだけで、親も無意識のうちに違う育て方をしているのでしょう。
具体的に、長男、中間子、末っ子ではどのような違いがあるのでしょうか?
兄弟での性格の違いや、親が育てる際に気を付けるべきことを調べてみました。
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この記事の目次
長男と末っ子では、兄弟でも性格にこんな違いが出る!
長男や長女は、生まれながらのリーダー的素質を持っています。一番最初に生まれた子供なので、親からの期待度も大きいでしょう。そして弟や妹が生まれると、面倒をみてもらうことも期待されます。そのためリーダー的存在となるのです。
世界で活躍している人の中でも第一子として生まれた人は多く、アメリカ合衆国大統領やノーベル賞受賞者たちにも多くみられます。
しかし、親の期待が大きい分その後プレッシャーを感じる場合もあるようです。
では末っ子の性格にも特徴があるのでしょうか?
一番下の末っ子は、家族の注目を集めようとするタイプが多いようです。笑いを取ろうとするので、有名なコメディアンにも末っ子が多いと言われています。
性格は社交的なので、営業職のような仕事が向いています。
小さい時から兄や姉と競ってきているので、スポーツの面でも活躍するタイプが多いようです。
リスクにも積極的に向かっていく勇敢さもありますが、金銭に関してはだらしない一面も持っているようです。
産まれた順番が違うだけで、兄弟で性格にも違いが!中間子の場合は?
3人兄弟の真ん中など、上下に兄弟姉妹がいる「中間子」は、兄・姉でもあり弟・妹でもある中途半端ともいえる存在。そのあいまいな立ち位置のため、自分の居場所や地位を築きたいと考えています。そのため、ハッキリとした自己主張やコミュニケーションの方法を習得していくようになるのです。
兄・姉しかいない時には「上を見習いなさい。」と言われ、弟・妹が生まれると「もうお姉(兄)ちゃんなんだから、下の子たちの面倒を見なさい。」と言われます。そのため親の愛情や注目が自分にはないように感じ、寂しさを募らせてしまう場合も。
その影響か、目立ちたがりの甘えん坊タイプ、その真逆の家族から少し離れて一人で歩いていくタイプに分かれるようです。
上と下の兄弟姉妹に挟まれて育っていくので、空気を読むことは上手になります。そのため、社会に出ても協調性には問題ありません。
兄弟の形も様々!少し特殊な場合、性格の違いはどうなる?
親の再婚などによって新しい家族が増える場合、一人っ子だったのにお兄ちゃんができるというケースもあるでしょう。また、長男だったのに末っ子になったという可能性もあります。
そんな場合、その子の性格に変化があるのでしょうか?
子供の性格は、誕生後の数年で形作られていきます。一部の研究者は5歳頃までには基本的な性格が完成すると言っています。そう考えると、乳児などの小さな子供ではない限り、性格が変わるということはないでしょう。
しかし、4歳と10歳では新しい家族ができた時の順応性を考えると、10歳の方が難しいかもしれません。
双子は「家族の中の家族」とも言われています。双子の間の中で一つの社会があるというのです。双子の性格は中間子にはならず、第一子か末っ子の性格を持っているようです。
5歳以上の年齢差がある兄弟姉妹の場合は、その順番通りの性格とはならないようです。
例えば長男が9歳・長女が3歳・次男が1歳だった場合、3歳の長女は中間子というより第一子の性格の特徴が現れやすいと言われています。
兄弟それぞれ性格は違う!育てる時に親が気を付けるべきこととは?
長男や長女に対して「あなたはお兄ちゃん・お姉ちゃんなんだから、(物などを)あげなさい。」などと言ってしまうことが多いのではないでしょうか?
しかし、そうしていると我慢してしまう子供になってしまいます。第一子であっても言い分をしっかり聞いてあげましょう。そして我慢させないように、自分の気持ちもしっかりと言えるように親として声掛けしてあげるようにしましょう。
中間子の場合は、どうしても目が行き届かなくなってしまいます。上や下の子と同じように接してあげられるのが一番なんですが、できない場合は二人きりで過ごせる時間を作って話を聞いてあげましょう。
下の子は甘えん坊になりやすいと言われています。しかし限度があります。本人の自立心も養わせるようにしましょう。
自分でさせてあげることを増やしてみたり、新しいことに挑戦させましょう。自分の意見を言わせるようにすることも大切です。
男兄弟か女兄弟かによって、ママに求められることも変わってきます!
男の子兄弟のママにはある意味度胸が必要かもしれません。男の子は一回注意しても聞かないことの方が多いもの。そんな言うことを聞かない子供が2人もいるのです。
注意しても聞かないからとイライラしないために、柔軟な考え方も必要になります。
反対に女の子は男の子と比較すると、育てやすいでしょう。しかし、上手に切替ないとうなくつきあっていけません。
娘に対してまともにふつかってはいけません。女の子は口も達者になっていきますが、その子と同じ視点に当たないようにしましょう。同じ女性という立場から「今日のママの洋服、変だね。」とか「ママ、さっきと違うこと言ってる!」と平気で言ってきますが、イライラせず笑顔で接することができるようにしましょう。
- 雑学