ご飯の保温、美味しく食べるならいつまでOK?ご飯の保管方法
2018.3.18

炊飯ジャーで炊いたご飯、朝炊いてそのまま長時間保温しているということはありませんか?
忙しいとついついしてしまいがちですが、ご飯を美味しく食べるためにはあまりおすすめの方法ではありません。
ご飯はいつまで保温できるのでしょうか。
美味しいうちに食べるなら、どのくらいが目安なのか調べてみました。
また、うっかり炊飯ジャーの中で長時間放置してしまったパサパサご飯の救済レシピなどご紹介します。
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この記事の目次
炊飯ジャーのご飯の保温はいつまでが美味しく食べられる?
炊飯ジャーに付いている保温機能は多くの人が利用していると思います。
メーカーにより、その保温時間の目安はさまざまですが、一般的には12~15時間くらいのものが多いと思います。
炊き上がったご飯を長時間保温してくれて、すぐに食べることができる保温機能は大変便利ですが、中のご飯は時間の経過とともに、風味が損なわれてしまうのも事実です。
保温機能で保存するのは、長くても半日程度と考え、それ以上の時間ならば、別の方法で保管する方が美味しく食べることができるでしょう。
もちろん、そのままご飯を保温していても食べることはできます。
しかし、どうしてもご飯がパサついたり、食感が悪くなったり、風味が落ちてしまうといのを防ぐのは難しいでしょう。
ご飯の保温はいつまでOK?美味しく食べるなら冷凍保存がおすすめ
ご飯の保温が長時間になりそうな場合には、そのまま保温にしておくよりも、冷凍庫に冷蔵保存するのがおすすめです。
ご飯を炊いて時間のたったご飯よりも、炊きたてのご飯を冷凍する方が断然美味しく食べることができます。
冷凍ご飯を美味しく食べるコツは、ご飯は炊きたての湯気が出ているご飯をラップで包むことです。
冷凍するなら、ご飯が冷めてからラップに包んだ方がいいと思いがちですが、解凍した時に美味しくなるポイントはここなのです。
ラップに包む場合には、なるべく平らにして、あまり厚さを出さない方が冷凍・解凍がしやすく、解凍のムラも起きにくくなります。
ご飯は、潰さないようにふんわりと包んで下さい。
ご飯用の冷凍保存用の専用容器なども市販されているので、それを使うのも便利です。
ラップにしても専用の容器にしても、ご飯の粗熱が取れたら冷凍庫に入れます。
温度が高い状態のまま冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が上昇してしまい、他の食材に良くない影響があるからです。
しかし、完全に冷めてからだと、ご飯のデンプンが劣化して味が落ちてしまいます。
完全に冷める前には、冷凍庫へ入れましょう。
この冷凍ご飯は解凍の仕方によっても食感に差が出ます。
常温での解凍よりも、電子レンジで一気に加熱した方が、炊き立てのような食感を楽しめます。
ご飯の保温はいつまで大丈夫?パサパサご飯のアレンジレシピ
ご飯の保温機能を切らずに、気付いたら長時間保温になっていた!なんてことはありませんか?
長時間保温されていたご飯は、どうしてもパサつきやすく、そのまま食べるとあまり美味しく感じられません。
そんなご飯を美味しい鶏ご飯にアレンジするレシピをご紹介します。
●やわらか鶏ご飯
【材料】
・ご飯…2合
・やきとりの缶詰…1缶
・長ネギ…1/5本
・めんつゆ…大さじ1
1.やきとりの缶詰を汁ごとご飯に混ぜます。
2.小口切りにした長ネギと一緒によく混ぜ込み、めんつゆで味を整えます。
パサついたご飯も缶詰の汁でやわらかふっくらになります。
長時間保温してパサパサになったご飯は、そのまま食べるよりも、混ぜご飯やチャーハンにアレンジすると美味しく食べることができます。
炊いたご飯の臭いが気になる場合の原因は?
長時間保温したご飯は臭いが気になることもありますが、長時間の保温でなくても臭いが気になるということはありませんか?
その場合には、次のようなことが考えられます。
- タイマー炊飯で、浸水時間が長い
- お米にぬかが残っている
- 炊飯器の保温温度が低い
よくテレビなどでは、お米はそんなに洗わなくても大丈夫、という話を聞いたことがあると思いますが、それは新米の場合です。
古米や購入後時間がたっているお米は、きちんと洗った方がいいでしょう。
ぬかが酸化してしまうと臭いの原因になり、熱が加わることによってさらに臭いが強くなります。
そして、夏場などの気温が高い季節に気を付けなければいけないのが、長時間の浸水です。
夕食後に洗い物をして、翌朝のご飯をタイマーでセットしておくという方が多いと思いますが、気温が高いと水が傷んで臭いの原因になることもあるのです。
気温がかなり高くなる季節は、タイマー炊飯よりも、朝起きてからお米を研いだ方が安心です。
また、意外な理由では、炊飯器に原因があることもあります。
炊飯器の保温温度が低いと、ぬかの臭いが出やすくなってしまうので、保温温度が低いと感じる時には、保温温度の設定を変えてみるという方法もあります。
美味しいご飯を炊くには正しいお米の研ぎ方を
お米は研ぎ方によっても、ご飯の味が変わります。
いつも、何気なく行っている米の研ぎ方、もう一度見直してみませんか?
やりがちな間違いとして、お米を研ぐ時に、先にお米をボウルなどに入れて、水を入れるという風に行う方が多いと思いますが、実はあまりおすすめの方法ではないのです。
乾燥しているお米は、最初に入れた水分をどんどん吸収していきます。
1回目の水を一番吸収しやすいので、ぬかの臭いなども吸収しやすくなってしまうのです。
できれば、先にボウルに水を貯めておき、そこにお米を入れる方が臭いが付きにくいと言われます。
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