日本全国根強く残っている、田舎で恒例の風習をご紹介!
2017.9.23

日本にはたくさんの風習があります!あなたの生まれ育った地域でもちょっと独特な風習はありませんでしたか?
田舎で恒例の風習やある地域が発祥で今は全国に知れ渡った風習などなど、ここでは日本全国の風習についてご紹介していきたいと思います!
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この記事の目次
日本の風習!北海道の田舎にはまだあの風習が残っている
日本全国にはその地域に根強く残っている「風習」というものがたくさんあります。
それはちょっと奇妙なものから、今私達が当たり前にしているものまで、そして風習は時代と共に去りつつあるのです。日本にはどのような風習があるのかご紹介していきましょう。
北海道の風習
北海道のほとんどの地域では、結婚式は会費制。会費の他にお祝い金を渡すという人も多いです。
お葬式での流れは通夜から始まり、告別式を行ってから火葬というのが一般的ですが、北海道の一部の地域では、火葬から始まり、通夜を行って、告別式をするというところがあるそうです。
また、7月7日と言えば七夕。しかし北海道では1ヵ月遅い8月7日が七夕になります。夕方になると子供達が各家庭を訪ね、「ロウソク出~せ~♪」と歌を歌ってお菓子をもらう風習が残っています。
北海道ではおせち料理は大晦日から食べます。大晦日の晩の食事から食卓には豪勢な料理がたくさん並べられています。
日本には変わった風習が田舎の方へ行くたびに根強く残っている!
東北地方の風習
結婚式では、”仏壇参り”や”花嫁迎え”などといった風習は今は減りつつありますがまだ残っている地域もあります。
葬儀では、三途の川の渡り賃として「100万円」と書いた紙を棺に入れたり、焼香の際に小銭を添えるといった風習が一部でまだ残っています。
東北地方での郷土料理の「芋煮」。地域で芋煮の「芋」を巡って争いが絶えないことも。
東北の風習と言えばやはり独特の東北訛り!同じ東北だけど、田舎の方に住んでいるおじいさんおばあさんの話が、「全く分からない!」という人もたくさんいます!
関東地方の風習
お盆の時期がバラバラ!同じ関東でも7月盆が当たり前ですが、南に行くと8月が一般的に。
節分の時期にけんちん汁を食べるという風習も。県それぞれの郷土料理もあります。
- 栃木県では「しもつかれ」
- 群馬県では「おっきりこみ」
- 埼玉県では「冷汁うどん」
- 千葉県では「落花生おこわ」
- 東京都では「深川丼」
茨城県では花嫁が白無垢を着て手漕ぎ船に乗り、川を渡るという風習があります。「潮来花嫁」と言われる風習なのですが、川の向こうで花婿が待っているのだとか。とてもロマンチックな風習です。
中部地方にある田舎の風習は?日本全国で風習が全然違う!
中部地方の風習
この地域での年末年始のしきたりはちょっと変わっています。
静岡県
餅つきは12月28日に行われるんです。そして、1月半ばの週末に、新成人、年男と厄男に祝い水を浴びせる「厳冬海中みそぎ祭り」という祭りが執り行われる地域です。
富山県
嫁入り道具にものすごくお金がかかると言われています。これは最近では少なくなってきているのですが、この地域の嫁入り道具とは、家具一式を嫁側が用意をし、家は婿側が用意をするという風習なのです。
新潟県民
お米を買わない、という話もあります。
岐阜県
はんぺんと言えばさつま揚げでおでんに入っているはんぺんの事を「紀文のはんぺん」と呼ぶそうです。
山梨県
全国健康寿命ランキングが1位。その長生きの秘訣は「無尽」と言われる独特の習慣が健康の秘訣とされています。
愛知県
田舎の方ではちょっと変わったお雛様の風習があります。
男の子しか生まれなかった家庭はお雛様の風習はそこで終了ですが、女の子を授かった家庭では生まれた女の子に母親が自ら2体の”手作り人形”を作るんです。それが守り神として効果てき面だと言います。
色々な地域での風習!その風習、全国的に行われていると思っていない?
関西地方の風習
風習がとても独特で個性が強い関西地方の方々ですが、そこに根強く残っている風習はどんな風習なのでしょうか?
今は日本全国一般的になっている節分の日に食べる「恵方巻」。
それって関西地方発祥だって知っていましたか?昭和の初期に「幸運巻寿司」と言って節分の日に恵方に向かって願い事を浮かべて、丸かじりしながら一気に食べきれば願い事が叶うと言われていいたのが最初だったそうです。
それを広めたのはなんと広島!平成元年に広島県のコンビニエンスストアで恵方巻を売り出したことがきっかけで関東の方でも恵方巻が認知されていきました!
今では日本全国、節分の日に行われる行事になってきています。
中国地方の風習
日本ではお盆の季節になると、祖先のお墓参りをするというのが日本の風習ですが、そのお墓参りでもちょっと変わった風習があります。
広島県で行われるお墓参りの風習。それはちょっと変わっていて、お墓を灯籠で派手に彩る!というもの。
なかなかこのような風習は見た事はないですが、”この風習は広島だけなんだよ”と広島県民に伝えると”全国的にやっていることだと思った!”と広島県民はびっくりするそう。
全国にある風習!良い風習は後世にも伝えよう!
四国地方の風習
徳島県では嫁入りの際に配られることで知られている「花嫁菓子」って実は徳島のみの風習なんです。この風習の詳しい起源というのは実ははっきりされていないのだそう。
この花嫁菓子という風習はあいさつ回りを行う時の際や嫁入りの道具入れの時などに近所の人たちに配られるのが一般的になっています。
愛媛県で今でも伝統とされている事があります。それは「ばら寿司」と言われており。とにかくお祝いごとや親戚が集まる時などに、ばら寿司で盛大にお祝いするのだとか。秋には「いもたき」といった料理を食べる風習があります。
愛媛県でもまだまだ根強く文化や風習が残っています。その風習を後世にも伝えられるように、大切にしていきたいですね!
九州地方の風習
- 福岡県では「三社参り」
- 佐賀県では葬儀の際には枕団子を49個供える
- 長崎県では「精霊流し」がお盆の風習
- 熊本県では故人が出棺の際、故人が生前愛用していた茶碗を割るという風習がある
- 鹿児島県は「七草詣り」というのが昔からの風習
- 沖縄県では「模合」という独特な風習がある
たくさんの風習をご紹介してきましたが、これはほんの一部。まだまだ変わった風習は日本全国探せば出てきます。良い風習は若い世代にも引き継いでいきたいですね。
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