虫が怖いと感じる気持ちは克服できる?逆に詳しく知ってみよう
2017.9.21

虫が怖い・嫌いという気持ちは克服できるものなのでしょうか。
毒や噛みつくなど危害を与えられる可能性はなくとも「虫」というだけで生理的嫌悪を感じる人は少なくないですよね。
日常生活に支障をきたさないレベルで、虫嫌いを克服する方法を考えてみましょう。
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この記事の目次
虫が怖い人がするべき対処。侵入を防ぎ、かつ駆除グッズで克服
昔のように隙間だらけの家ではないはずなのに、どこからともなく入り込む虫。生活圏内に入り込む虫は苦手な人にとっては本当に不快なものです。
ゴキブリやクモはもちろん、小さなハエや蚊ですらパニックになるほど大嫌いという人は多いでしょう。特に女性は「とにかく生理的に無理」という反応が強すぎると、日常生活にも支障をきたしかねません。
◆まず家の中に虫が入らないようにする
当然ですが、居住空間にできるだけ虫が入ってこないようにすること、そして居つかないようにすることです。
虫はごく狭いスペースから侵入してきます。壁と床の継ぎ目などに、ごくわずかでも隙間がないか確認してみましょう。
夏場には空気の入れ替えで窓を開けときや、古い網戸の破れ目などから侵入することもあります。
◆害虫は落ち着いて対処
家の中に入り込んでくる虫の中に、人間に危害を加えられる危険な虫はほとんどいません。(近年は海外から入って来る傾向はあります)
虫嫌いな人は、殺虫剤や虫を捕獲するグッズなど、簡単で確実に虫を捕獲・駆除する手段を確保しておきたいですね。
怖いと感じる虫を精神的に克服するチャレンジ!
虫が嫌いという人の多くは、理由など関係なく「とにかく嫌い」「生理的にダメ」ということがほとんど。
人間は幽霊や宇宙人のような未知の存在に対して、恐怖を感じることがありますよね。だったら、虫のことを逆によーく知ってしまえば、虫なんか怖くなくなるかも。
たとえば、昆虫図鑑を見て虫の生態や写真をじっくり見てみます。
虫が「得体のしれない生き物」だと感じてしまうことが恐怖の原因なら、正しく知ることで「そんなに怖い生き物じゃない」と気が付けば、虫嫌いを一歩克服できるかもしせません。
次のステップとして、玩具売り場などにある、見るからに毒々しい虫や爬虫類のおもちゃ。
あれをいくつか買ってきて、普段から虫のフォルムに見慣れておくと実際に遭遇してもショックが少ないという説です。
徐々に見慣れたり情報を得ることで、突然遭遇した虫にも一ついて対処できるはず!だそうです。
虫は怖いものではない。虫本来の生きる姿を見て虫嫌いを克服
都会に暮らす現代人の多くは、虫と触れ合うという機会がありません。思い切って虫も多くいるような自然の多い場所に飛び込んでみるという方法もあるでしょう。
手始めに近所にある公園などでもいいのです。芝生の上にすわったり、木陰で過ごすといった「普段の生活よりも虫を近くに感じる場所」で過ごすことで、虫への嫌悪感がほんの少しでも軽減できないでしょうか。
不思議なことに、一匹のバッタやセミが草原や林にいるのと、アスファルトの上にいるのでは随分と印象が変わります。
水遊びができる河川敷や自然公園などでは、虫がいても家の中で見るよりもずっと嫌悪感は少ないのではないでしょうか。
ハイキングがてら自然の中に出掛けて行き、時折目にする昆虫に見慣れれば、虫に対する感情や感じ方にも違いが生まれる可能性はあります。
虫も命あるもの。あえて身近に置いて嫌悪感を克服しては?
虫が嫌いなのは、あなただけではありません。たまたま、周囲ではそれほど虫に嫌悪する人が少なくて「騒ぎすぎ」なんて言われて傷つくことがあるかも。
でも、虫嫌いの中にも「嫌いだけど見るのは平気」「好きではないけど触れる」「考えるだけで気持ち悪い」など、温度差も千差万別です。
嫌いなものは嫌いで、苦手なものは苦手でしょうがないのです。
ただ、虫嫌いが克服できれば、虫が出たときに落ち着いて対処できればそれに越したことはありませんよね。
虫の中でもカブトムシやクワガタ、秋に涼やかに鳴く虫などは飼育している人が多くいます。
視覚的に嫌悪感を抱きにくい、これらの虫をペットとして飼ってみる、というのはどうでしょうか。
虫とはいえ命ある生き物。近くに置いてみると、虫に対する感じ方や考え方が変わってくるのではないでしょうか。
毒があるなど実害のある害虫はともかく、虫だからという理由だけで命を奪ってしまう安易な殺生はしたくないものです。
子供の虫嫌いは図鑑や絵本で克服。楽しく興味を引くようにする
男の子の場合、虫に興味を持って親しむ子供は多いもの。友達が昆虫について楽しそうに遊んでいるところに入れない虫嫌いの子はちょっと寂しい想いをするでしょう。
子供の場合、自分から興味を持つことで随分虫嫌いは克服できる可能性があると思います。
昆虫や虫を扱った図鑑には、美しい蝶の羽を見比べるものや、虫たちのスゴイ能力など、子供の好奇心を刺激する内容のものがたくさんあります。
虫の生態や特色を知るうち、興味の方が勝ってしまい嫌いだなんて言わなくなるのでは?
それでもやっぱり虫が嫌いだったり、バッタやトンボはいいけどクモは嫌いということもあるでしょう。
誰でも生理的に受け付けないものはあるので、無理強いはせずにみまもりましょう。ただし、興味を引きそうな関連本などを与えてみると反応が変わるかもしれません。
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