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犬は仲間の喧嘩や人間の家族の喧嘩にも仲裁に入る!

2017.9.23

犬が本気で喧嘩をしたら、人間が素手で仲裁できる状態ではなくなってしまいます。

でも、群れの仲間を大事にしたい犬たちは、人間の家族にすら「喧嘩はやめて!」というメッセージを送っているらしいのです。

犬が他の犬の喧嘩や、喧嘩している人間を止めに入るって本当にあるのえでしょうか?

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犬は仲間の喧嘩を仲裁しようとするらしい?

犬は本来群れで生活する動物です。群れの仲間と協力し合って敵から身を守ります。

つまり、仲間同士では極力争いを避ける本能が今でも残っています。そのため群れの中でケンカが起こると、争いを仲裁しようとする犬が表れることがあるのです。

現在、家庭で飼育されている犬の多くは1頭から数頭程度ですが、飼い主の家族も「群れ」とみなして「仲間」だと思っています。

そのため、人間の家族同士のケンカを見ても仲裁しようとする犬がいるといいます。
ケンカではなくとも、至近距離で接触している状態を見るとケンカだと思い込み、仲裁のつもりで駆けつけることがあるのです。

また、普段からかわいがられて自己主張の強い犬の場合は、人間同士の会話に割り込んだりすることも。かまって欲しかったり注目を集めようとしてアピールしてくる犬もいるそうですよ。

犬同士の喧嘩に割り込んで仲裁するのは、たいへん危険!

飼育されている犬にも闘争本能はあります。何かのきっかけで犬同士が喧嘩を始めてしまったら、いつも見る穏やかな顔と全く違う姿に驚いてしまうでしょう。

喧嘩でケガをしたり、他の犬にケガをさせてしまうのは避けたいところ。ですが、ただ間に入って喧嘩を止めようとするのは非常に危険です。

普段はよく慣れている犬でも、興奮状態になって見堺がつかないと、たとえ飼い主であっても噛みつかれてしまう可能性が少なくありません。

大きな声で怒鳴ったり叱ったりするのも、余計に興奮させてしまい逆効果。

まずリードを引っ張り、喧嘩相手の犬が見えない場所まで連れて行きましょう。それから声のトーンを抑えて犬が落ち着くように優しく声をかけます。

そしてこのとき、喧嘩したことを頭ごなしに叱らないであげましょう。

犬にしてみれば、飼い主であるあなたを他の犬から守ろうとした行動だった可能性があるからです。

家庭での犬の喧嘩はモップの柄など長い棒を使って仲裁する

犬を多頭飼育する場合、基本的には先住犬の方が立場が上という扱いをする方が、犬自身もプライドを傷つけられないことでしょう。

ただし、それは犬同士の中での順位付けです。飼い主や家族が犬に対して注ぐ愛情は、先か後かは関係なく平等に与えるべきものです。

一旦、犬同士が喧嘩を始めて興奮状態に陥ってしまったら、うっかり手を出すのは危険です。

小型犬でも興奮した状態で本気で噛みつかれたら、大きなケガに繋がる可能性もあります。大型犬になると命に関わるケガをしかねません。

犬のケンカをやめさせるのに「後ろ足を持ち上げる」という方法が云われるようですが、これは逆に犬を興奮させてしまう可能性があるので間違った方法です。

過程であればモップなどの長い棒を利用するのが、手軽で安全です。

長い棒を使って犬を引き離して、お互いが見えない空間で丸1日ほど落ち着かせます。

あまり頻繁に、本気の喧嘩をするようなら飼育環境をできるだけ分け、顔を合わせる機会を作らないように心がけましょう。

犬は群れの中の順位付けが非常に重要!

犬を複数飼っていると、お互いに体を甘噛みしあったり追いかけっこをしたりといった行動が見られます。

犬の飼育初心者にとっては、単に遊んでいるのか喧嘩なのかわからないと思うかもしれませんね。

でも、犬同士の本気の喧嘩はそんなものではありません。

歯をむき出しにして低い声で唸り合います。唸りつつにらめっこをしていると思ったら、一瞬にして相手に噛つくために飛び掛かり、噛みつく。

流血沙汰の喧嘩になってしまうことだってあるのです。

これを防ぐために必要なのは、なんといっても「しつけ」。

特に、飼い主をリーダーとしてきちんと家族と犬の順位付けがされていないと、順位を確認するためにも他の犬や人間にたいして威嚇や喧嘩をする可能性があるのです。

リーダーは飼い主だと認めていても、ナンバー2、ナンバー3を明確にしておきたいのが群で生きてきた犬の本能なのでしょう。

犬は喧嘩が嫌い!みんなで仲良くしたいのです

犬はもともと仲間と協力して生き残るための群れを形成していました。そのとき名残で、仲間が喧嘩することを避けようとする習性が働きます。

そして、犬には「カーミングシグナル」と呼ばれるボディランゲージのような能力があります。

見知らぬ犬であっても、いきなり喧嘩をするのではなく互いの動作や姿勢、発する声などから「おちつこう」というメッセージを伝え合って、争いに発展することを避けるのです。

カーミングシグナルと呼ばれる行動の中には「あくびをする」、「座る・伏せる」といった当たり前の動きも数多くあります。

今にも喧嘩になりそうな2匹の犬の前に別の犬が現れて、こんな行動を取ったら、興ざめして喧嘩などする気が起こらなくなるかもいしれません。

「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言いますが、喧嘩なんかしないで仲良くやろうよ、と犬が仲裁役になってくれる姿を見たら、それ以上喧嘩する気持ちなんかなりませんよね?

 - 雑学