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鳥は数種類の鳴き声を使い分け仲間とコミュニケーションを取る

2017.8.25

スズメやカラスをはじめ身近な野生動物である鳥たち。鳴き声を耳にする機会は多いでしょう。

実はあの鳴き声には仲間同士のメッセージの意味があり、いくつか種類もあるのです。

鳥の求愛の鳴き声も、人間の耳では妙な言葉に聞こえることも。鳥の鳴き声の興味深い話です。

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鳥の鳴き声は伝えるメッセージによって何種類もある

鳥の鳴き声は、仲間に何かメッセージを伝えるためのものです。鳥でもさまざまな鳴き方をするのは、状況によって伝えるための内容が違うから。

鳥の鳴き声は大きく分けて「さえずり」「地鳴き」があります。さえずりは、繁殖のためにオスがメスへの求愛や、縄張りの主張としての鳴き声。

鳥の鳴き声といえばこれというイメージがある鳴き方で、ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴くのも、さえずりです。人間にとっては「春を告げている」と風流な気分で聞くウグイスの鳴き声。

実は、繁殖期の始まりに伴侶を求め、自分の縄張りを告げる声です。さらに、さえずりをよく聞いてみると求愛の場合と縄張りの主張では、鳴き方に違いがあります。私たちがよく聴いているのは、力強く縄張りを主張する鳴き声の方です。

このように春先に求愛のために鳴き声を響かせるウグイスは、交尾してメスが卵を産んでしまえば恋のシーズンは終了。まれに夏にウグイスの声が聞こえたら、伴侶の見つからなかった寂しいオスかもしれません。

さまざまな種類の鳥を鳴き声と姿で楽しむバードウォッチング

鳥の姿や鳴き声をじっくり楽しむバードウォッチング。難しく考えなくても庭や公園など鳥がいる場所がいて、その姿や声を静かに楽しめたら、それがバードウォッチングと言えるでしょう。

野鳥は人間にとって最も身近で親しみのある野生生物。住宅街のカラスやスズメ。池のカルガモや田畑のサギ。人間から餌をもらって飼われるのではなく、自分たちの力で生きているのです。

  • 春を寿ぐウグイスの鳴き声。
  • 冬の到来を感じさせるカモや白鳥の鳴き声。
  • 朝を告げるひばりの鳴き声。
  • 夕方に帰宅を促すカラスの鳴き声。

私たち日本人の暮らしには、時や季節を告げる鳥の鳴き声がありました。自然から離れた生活が増えている今だからこそ、バードウォッチングで自然に親しみ鳥の声に癒されてみるのも素敵なことです。

鳥の鳴き声の「ききなし」って?何種類知っていますか?

鳥の鳴き声が、人間の耳で聞くとなんか言っているように聞こえる言葉遊びのようなものを「ききなし」と呼びます。

ウグイスの「ホーホケキョ」は、仏教の広まった時代に「法、法華経」と聞こえると広まったもの。他の鳥の鳴き声でもさまざまな「ききなし」があります。

  • ホトトギス…「てっぺんかけたか」
  • センダイムシクイ…「焼酎一杯グイーッ」
  • メジロ…「長兵衛忠兵衛長忠兵衛」
  • コノハズク…「仏法僧、仏法僧」
  • コジュケイ…「母ちゃんかわいい」「母ちゃん怖い」
  • ツバメ…「虫食って土食ってしぶーい」

このほかにも、たくさんありますので興味があったら調べてみてくださいね。地域によって違うききなしがあります。また、人によっては、このように聞こえたり聞こえなかったりしますが、機会があれば自分の耳で確かめてみてください。インターネットで検索すると、動画も見つかるはずです。

鳥の鳴き声を聞きに行こう。バードウォッチングの服装や道具

本格的にバードウォッチングを始めたいと思ったら、決まった服装はないものの、ちょっとした注意点がります。

鳥の鳴き声を聞きに行くときの服装

イメージはハイキングに行くときのような動きやすい服装で。野山を歩くことになると思いますので、肌を露出しないものがいいでしょう。

好きな服でいいとはいえ、赤や黄色とった派手な色合いは鳥が警戒してしまうかもしれません。色合いは抑えめで。つばが広すぎると双眼鏡を使う際に邪魔になりますので、コンパクトなものを選びましょう。

靴は履きなれたスニーカーなどでも充分ですが、山でのバードウォッチングであれば、しっかりとしたトレッキングシューズを用意しましょう。

荷物は両手が空けられるデイバッグで。双眼鏡などが持ちやすくなります。

バードウォッチングするときの持ち物

通常の持ち物のほかに、野鳥図鑑と双眼鏡や望遠鏡(スコープ)を持参しましょう。双眼鏡などは、必要以上に倍率が高い物は「手ぶれで見づらい」「視野が暗い」という点であまりオススメできません。倍率が10倍以下のもので充分です。

鳥の鳴き声はその種類独特のもの。ただし、最初は下手なことも

野鳥の鳴き声は、生まれつき本能で鳴くものですが、若い鳥だと人間が聞いていて「ヘタクソな鳴き方だなぁ」と思ってしまうことがあります。

特にウグイスの鳴き声で感じたという人は多くようです。いわゆる「ホーホケキョ」のイメージとは、音程や伸ばす長さが違うといった違和感を感じる鳴き方をするのです。

人間は「ヘタクソだ」と笑っていればよくても、メスを呼び込む求愛のさえずりとしてヘタクソなのはウグイスにとって死活問題。

はじめはおかしな鳴き声のウグイスも、徐々に周囲のオスの鳴き声を聞いて学習して上手になっていくようです。

人間が鳴き声を楽しむために飼育される場合には、お手本になるウグイスの鳴き声を録音したものを聴かせて勉強させるのだとか。

もし、ウグイスの声をスズメやメジロに聞かせても同じようには鳴けませんが、モズなどは上手に真似ることがあるそうです。

 - 雑学