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人物の体はバランスが大切!基本の描き方は骨組みやアタリから

2017.9.20

美術やマンガ・イラストで人間の体を描くとバランスが崩れてしまう。上手に描く描き方ってあるんでしょうか。

基本は「とにかく描く」ということですが、バランスを取るためにアタリや骨組みで考えることも必要です。

バランスの取れた人物の描き方のヒントをお教えしましょう。

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バランスの取れた体の描き方は資料を見ながら、とにかく練習!

美術のデッサンで描くような緻密な人体を描く場合

筋肉の付き方を理解しておく必要があります。

「筋肉配置」といったキーワードでネット検索し画像を探すと、筋肉のモデル図が多数表示されるはずです。

人体の基礎デッサン力を磨いた人であれば、筋肉の盛り上がりや繋がりを見て「なるほど、この筋肉がここ繋がるからこういう形状になるんだ」ということが理解できるはずです。

もし、筋肉配置図を見ても通常の人物デッサンとイメージが繋がらないのであれば、まだまだ基礎訓練ができてない証拠かもしれません。

人体のバランスや肉体・筋肉の形状など、同じモデルからでも何度も繰り返し丸暗記するほど描いてみましょう。繰り返し練習するうち、考えなくても「この部位はこういう形状になるはず」というベースのイメージが定着するはずです。

初心者がプロの作品をみて「あんな風に描けない!」と焦るのは無意味なこと。着実に繰り返して描くこと以外に上達する近道はありません。

体や顔のバランスを見る「アタリを取る」 描き方

人物の絵を描こうとすると曲線や凹凸が多い複雑な形状に見えるでしょう。でも、最初に大まかなアタリを取ることで全体をバランスよく描くことができます。

「アタリを取る」というのは、絵の配置の全体的なバランスをシンプルな線で描いてみることです。

上級者になるとアタリを取らなくても完璧に近いバランスで、どんどん描き進む人もいますが初心者~中級者はデッサンの崩れを避けるためにもアタリを入れることをおススメします。

「アタリ」は絶対にこう書きなさいというルールがあるわけではありません。ある程度、どんなものを描くかがわかるアタリを描く人もいれば、ただの直線や円や多角形だけで描かれる場合もあります。

よく使われる手法では、丸と線だけの針金人間や、丸の中に十字線を入れただけの人物の顔などがあります。

画面に対して、体のどの部分までを入れるかアタリをつけるなら、針金人間で充分です。人物の顔は、上下左右のどこを向くかのイメージを掴むために丸と十字で方向がわかります。

アタリで基本的なバランスを決めてから実線で描くと、体や顔のバランスが大きく崩れることを避ける手助けになります。

体のバランスを取る描き方は、頭の大きさを基準に考える

人物の体をバランスよく描くためのポイント

人体のバランスは、頭の大きさを基準として3頭身や8頭身などと表現します。頭部の縦の長さを「1」として、頭を含めた身長が何倍の長さになるかということです。

マンガやイラストでは、子供は4~5頭身、女性なら6.5頭身~、男性で7頭身~程度が平均的。長身でスタイルの良いキャラクターを強調する場合には、8頭身以上がいいでしょう。

8頭身の人物を描こうとする場合

頭の大きさの円、もしくは楕円を8個縦に並べて書いてみてください。二つ目の円には首から胸あたり、三つ目の円は胸からウエストあたりが該当するはずです。

人体を描き慣れていないと、身長の半分あたりが腰(ウエスト)だと思いがちですが、一般的なキャラクターは腰の位置は半分よりも高い位置にあります。

胴が長く、足が短い絵になってしまう場合は腰の位置に注意してバランスを見直してみてください。

体のバランスは関節や重心など、さまざまな要素が必要

針金人間や棒人間なんて描いても楽しくない

そう思うかもしれませんよね。でも、初めから美術の教科書にあるようなデッサンや、素描のような人体の絵を描くのは非常に難しことです。

何頭身で描くか、プロポーションやポージングなどをシンプルな線で決めておくことは、最終的なバランスの崩れを防ぐためには大切なことです。

手足の動きには基本的な法則があり、関節の位置や曲がり方を間違うと違和感のあるおかしなポーズになってしまいます。

人間は真っ直ぐ立つだけでも「重心」を取っているものです。複雑なポーズになると、重心の位置も意識して描くことが重要になります。

全体のバランスが取れないのに、細かい部分から描き込みながら進めてしまうと、途中でプロポーションの崩れに気がついても直しにくくなります。

棒線だけで配置やバランスを決め、腕や足・胴体は太さや厚みも考えながらポーズの骨組みを作ってから肉付けした絵を描いてみましょう。

自分がどうやって体のバランスを取っているか意識てみよう

人体に限らず、絵が上達するためには「たくさん描く」ことしかありません。もちろん、理論や技法を学ぶことでヒントが得られたり工夫することができるようにはなります。

ただ、それを理解しても、すぐに思った通りの絵が描けるようにはならないでしょう。

上手く描けないポーズやアイテムを消しゴムで消しながら何度も書き直す。何度も、毎日描き続ける積み重ねがあって身につくものです。

人体のポージングが上手に描けたとしても、重心がおかしいと絵心がない人にも違和感が伝わってしまいます。動きがある人物の絵を描くならなおさらで、走ったりジャンプしたりする動きは重心を間違えると無重力世界のようになってしまいます。

普段、自分が立ったり走ったりするときにも、体は小刻みに重心を移動させて重心を移動させています。その動きを表現できるようになると、キャラクターが表現できることも増えるはずです。

 - 雑学