ガラスコーティングしたあとに洗車する場合の洗剤について
2017.8.20

ガラスコーティングをしたから、洗車はしなくて大丈夫は間違い!?
ガラスコーティングを長持ちさせるには洗剤をつかって洗車したほうがいいのだとか・・・。
正しい洗車の方法とは?気になるガラスコーティングについて調べてみました。
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この記事の目次
ガラスコーティング後の洗車、洗剤で洗っていい?
ガラスコーティングをした場合、長持ちさせたいのであれば機械洗車は避けましょう。ガラスコーティング加工をした車の洗車方法は「水洗いの手洗い」であることが多いようです。このコーティングの寿命は環境によって大きく変わります。
水洗いをするときはホースでたっぷりの流水をかけながら洗車用ムートングローブやコーティング車対応のソフトスポンジをつかってやさしく洗いましょう。ブラシでゴシゴシ磨いたり繊維の硬い雑巾でこするのはNGとなります。水洗いで落とせない汚れの場合はコーティング車に対応したカーシャンプーを使いましょう。
コーティング車に対応した洗剤があるので、所定の濃度に希釈して使えば問題ありません。商品によっては原液で使うよう指示されていることもあるのでよく読みましょう。コーティング施工車で使えるシャンプーは、メーカー指定のものと界面活性剤以外のものが何も入っていないシャンプーとなっています。
汚れが落ちない場合は、コーティングが切れかかっている可能性があるでしょう。
ガラスコーティングの洗車で洗剤を使って洗う場合
まずは水で汚れを落とします。上から下へ水の流れを見ながら水をかけ、汚れを浮かせましょう。ガラスコーティング車専用の洗剤をバケツで泡立てましょう。泡立てることで、汚れが落ちやすくなり、洗いやすくもなります。洗剤で洗うときは入れすぎないようにするのがコツです。
ハンドル周りやサイドミラー周り、バンパー部分やリヤ部分など入り組んだ箇所は流し残しのないよう注意しながら水ですすぎましょう。シャンプーが落ちずに乾いてしまうとシミになるので、天気が良すぎる場合はいっぺんに洗うのではなく、半分に分けたり一面ごとに洗うといいかもしれませんね。
最期にふき取りですが、このふき取りが一番重要となります。水が残っていると水垢の原因となり、強く擦り過ぎると傷になってしまいます。力加減が難しいですが、マイクロファイバータオルを使うと拭きやすいです。
マイクロファイバータオルを大きく広げ優しく撫でるように拭き上げるといいでしょう。一方向に拭き上げることで洗車時につく擦り傷が目立ちません。
ガラスコーティングの洗車機でおすすめなのはノーブラシ・ノー洗剤
ガラスコーティング車のメンテナンス方法で一番いいのは手洗い洗車ですが、いつも手洗いするのは大変ですよね。かといって何もしないのは、付着した汚れが酸化してしまいコーティング層をダメにしてしまいます。
洗車をすることによってコーティング本来の性能を発揮する事が出来るのですが、手洗いが難しいとなると、洗車機にかけることになるでしょう。ブラシや布を使う接触型の洗車機は、砂やチリなどの異物をブラシや布で払い落とすことで、結果的に異物をボディにこすりつけてしまいます。これではガラスコーティングも落ちてしまいますよね。
そこでおすすめなのが、ノーブラシ洗車機!ブラシや布を一切使わず高圧スプレー水によって洗車するので、愛車をキズをつけずに洗うことができます。水の力だけでボディについた汚れをしっかりと洗い流してくれます。タイヤハウス内など細かなところまでは行き届かないこともあるので、細部まできちんと洗いたい場合は手洗いしてあげるといいでしょう。
ガラスコーティングは洗剤を使って洗っても大丈夫!
車のコーティングは3種類に分けることができます。
- ポリマーコーティング(高分子樹脂)
- ガラス系コーティング(樹脂コーティングだが、組成がガラスに非常に近い)
- ガラスコーティング(完全に「SiO2(二酸化ケイ素)」に転化するもの)
となっていて、ガラスコーティングは洗剤を使っても大丈夫なものだそうです。コーティングの中で、洗剤がよくないのはポリマーコーティングのごく一部だそうです。しかも、今は性能が向上しているので、水洗いしかダメというものは、ほとんどないそうです。
また、洗剤も進化しているので泡立ちや泡切れがよくてコーティングを痛めずに洗うことができるものを選べば完璧です!コーティング施工車専用のカーシャンプーもあるのでぜひ、チェックしてみてください。
洗車の回数は、週に1回の簡単な水洗い、月に1度シャンプーが理想だそうです。界面活性剤が配合された洗剤を使用しても問題ありませんが水垢取りシャンプーや撥水シャンプーなど、コンパウンド(スクラブ)やコーティング剤入りのシャンプーはNGです。
ガラスコーティングのメリットとは?
車のガラスコーティングのメリットは、なんといってもカーワックスをかけなくても濡れたようなツヤが持続し、見た目がキレイなところではないでしょうか?
また、ガラス皮膜は酸化しづらいのでコーティング効果が長持ちするのも特徴です。一度ガラスコーティングをしておけば、洗車キズが軽減されるとも言われています。しかし、費用が高いのが気になる所。
施工費用が6万~10万程度となるそうです。また、専門業者などによるガラスコーティングは6~10時間と時間がかかります。「コーディングしたら全く汚れない」とか「汚れても水洗いのみでシャンプーで洗ってはいけないなど」の誤解をしやすいコーティングですが正しいメンテナンスをすることによってコーティング本来の性能を充分に発揮する事ができるので、正しい洗車をすることが一番長持ちさせる方法と言えるでしょう。
ぜひ、正しい洗車をしてガラスコーティングの効果が長持ちするようにしてくださいね。
- 雑学